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前回のつづき、 

 

店員「お待たせしました~」

おお!ポテトがついに!…ギョギョ!?

 

店員はソフトクリームを差し出し「ポテトはもう少々お待ち下さい」と…。

どないやねん!!

 

そうだった。ソフトクリームも注文していたのを完全に忘れていた。

それを受け取り、焦る気持ちを抑え席に戻った瞬間

 

店員「ポテトをお待ちのお客様~」

どないやねん!

突っ込みたい気持ちを抑え、ポテトを受け取り早歩きで出口へ。

まだ財布らしき物体はあった!出口に近付くにつれ物体が近付いてくる!

 

《財布か?!ハンバーガーか?!はたまた…!!??財布だーー!!》

 

それは予想通り二つ折りの茶色い財布だったのだ!!

出口を出て一直線に財布へ行き、怪しまれないように爽やか~にサッと拾い上げた。

右手に財布、左手にソフトクリーム、ポテトが入った袋を左腕に下げての横断歩道の信号待ち…。

 

そして無事交番到着!

 

岡田「すみません、これそこに落ちてたので…」

警察「あっそうですかぁ」

岡田「はい。では」

警察「あっちょっと!書類を書かなくてはいけないので少しよろしいですか?」

岡田「あ、はい…あの…」

 

拾得物の書類作成のために事情聴取をされるのだ!しまった…左手が!

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ソフトクリームがドロドロに溶けだしていたのだ!

 

岡田「これ、食べながらでもいいですか…?」

警察「いいですよ…じゃ席に座って…」

 

大の大人がソフトクリーム片手に事情聴取…。

ちなみに隣の席では酔っ払ったオジサンが警察に説教されているようで、半泣き状態で座っていた。

 

警察「それではここに住所と名前と電話番号を書いて下さい」

岡田「あ(ペロペロ)わかり(ペロ)ました(ペロペロ)」

ソフトクリームの尋常じゃない溶け方と格闘しながら記入をしていると、

警察は奥の部屋で財布を見ながら何やら井戸端会議を開いていた。

 

《まさか…すでに中身が抜き取られていて僕が疑われているんじゃ…?!》

 

背中に一筋の汗と左手首に無数のソフトクリームが流れた。

警察が戻ってきた。すると僕の隣に座っていたオジサンに向かって

 

警察「さっきはキツく当たってしまったけど…財布、この方(僕)が届けてくれましたよ」

隣のオジサンの財布だったのだーー!!

中身も無事で、オジサンは僕にひたすら頭を下げてお礼を言ってきた。

岡田「いえいえ(パク)飲み過ぎには(ムシャ)注意してくださいね(ムシャ)」

ソフトクリームはもうコーンの部分まで食べ尽くしていた。

 

《あぁしかし無事に持ち主に戻って良かったぁ》

僕はそんな温まった気持ちのまましばらく歩いて家に着いた。

 

《ギョギョギョ!!ポテト…冷え切ってる!!出…出来立てだったのに…》

 

[完]